美しい日本語一覧

日本史とらちゃで取り上げた古典作品に登場した古語を一覧化しています。

ただネットで検索しても出てこないような難読漢字、美しい日本語、風流ある言い換え表現をぜひ学んでみてください。

言葉読み意味
相借屋あいじゃくや長屋の借家のこと
敢えてあえてわざわざ、ある意図をもって、無理をしてでも
悪取空あくしゅくう「空」の教え(固定的な本質がない、変わり続ける状態)だが、空っぽだと誤解し、すべての存在を否定的に捉えてしまうこと
朱の玉垣あけのたまがき神社の周りに巡らされた朱色の垣根
揚屋あげや遊郭の中でも、宴会を行う施設
頭の黒い鼠あたまのくろいねずみ盗人のこと
蜑あま海
暗証禅あんしょうぜん教理の理解を蔑ろにし、ただ座禅の実践だけで悟りを得ようとする偏った禅修行
一隅いちぐうおかれた現状。目立たない所
一座いちざ連歌の場のこと
一真法界いっしんほっかい絶対の真実で造られたことを意味する、仏教(特に華厳宗)の最高真理や宇宙観
犬追物いぬおうもの騎射三物のひとつ
意馬いば煩悩や欲望によって心が落ち着かず、走り回る馬のように制御できない様子
遺風いふう伝統や継承
苟もいやしくもかりにも
岩座いわくら岩の形をした御幣立て台
鰯の頭も信心からいわしのあたまもしんじんから信じてしまえば、どんなにつまらないものでも尊く思われること
宇内うだい天下。世界。あめがした
うね足袋うねたび畝刺しを施した足袋
叡嶽えいがく比叡山の異称
英断えいだん重要な決定をする際に下す、非常にすぐれた決断。
夷えびす野蛮人
恵方棚えほうだな天井から吊るす神棚。恵方に向けて吊るされる
円頓融通えんどんゆうずう円満で偏りなく、真理や功徳などが溶け合うように通じ合うこと
笈おい僧侶が背負う箱
老いさらばえるおいさらばえるる老いて醜くなること
狼に衣おおかみにころも表面は慈悲深そうに繕っているが、内面は善人らしく見せかけていること
大節季おおせっき節季の中でも特に大晦日を指す
大払いおおはらい大晦日の最終支払い
大山祗神おおやまつみのかみイザナミとイザナギの間に生まれた山の神の祖
奥六郡おくりくぐん岩手・紫波・稗向・和賀・江刺・胆沢
筬おさ機織りの道具
御師おし「おんし」とも。参拝者に対して、祈祷や案内などの世話をする神職
御師大夫おしだゆう御師の中でも、伊勢神宮の御師のこと
汚辱おじょく地位、名誉などをけがし、恥をかかせること
越訴おっそ法的手続きを無視して、上級機関や権力者に対して直訴すること。または再審を求めること。
お内儀様おないぎさま他人の妻
御初尾おはつびお賽銭のこと
汚隆おりゅう政治の盛えと衰え
女の知恵は鼻の先おんなのちえははなのさき女は目先の利益しか考えられない、ということわざ
開基かいき寺院創建のために、資金や土地などを提供すること
慨然がいぜん憤りを覚えて嘆く様
開闢かいびゃく天地のはじめ
飼屋かいや養蚕小屋
貌鳥かおどり美しい春の鳥の総称
杜若かきつばた初夏に青紫色の美しい花を咲かせるアヤメ科の水生植物
霍乱かくらん日射病のこと。下痢や嘔吐を伴う
佳景かけい美しい風景
画工がこう絵師のこと
遐暢かちょうはるか遠くまで伸び広がっている様子
桂男かつらおとこ月に住む住民
訛謬かびゅう誤った判断や論理的な誤りがあること
末一段かみいちだん暦の最終日。つまり大晦日
紙衣かみこ紙製の衣服
紙子牢人かみころうにんいつも紙でできた服を着ているような貧乏な浪人
唐金からかね青銅のこと
官爵かんしゃく官職と爵位
観世紙縒かんぜこより和紙を細長く切って指先でより合わせ、さらに2本をより合わせたもの
款冬かんとうふきの異名
惟神かんながら神の御心のままに生きること
惟神之道かんながらのみち惟神の精神を根底に置く、日本古来の神道における宇宙の真理や根本的な道のこと
羹箸かんばし正月に雑煮を食べる時に使う箸
翰墨かんぼく筆と墨。転じて、文章
儀軌ぎき具体的な儀式、規則などを記した経典や書物
機根きこん人が悟りを得るための潜在的な能力や素質のこと
騎射三物きしゃみつもの笠懸、流鏑馬、犬追物
箕箒きそうちりとり(箕)とほうき(箒)。転じて、妻や妾
北雨吹きたあめふき北風の雨
木賃泊まりきちんどまり食料を煮炊きする薪代だけを支払って宿泊すること
砧嵐きぬたあらし寂寥感を表現する情景描写
紀伊国五器きのくにごき紀伊国で産出される漆塗りの食器のうち、特に朱塗りの椀を指す
気稟きひん生まれながらに持つ気質、性格
九仞きゅうじんきわめ高さがて高いこと
教外別伝きょうげべつでん経典の文字ではなく、そこから沸き起こる精神を捉えようとする考え方。要するに己の心を重要視した。
居処きょしょすまい
虚無きょむ何も存在しない、空っぽの状態
羇旅辺土きりょへんど辺境の地を旅すること
金隣玉嶺きんりんぎょくれい仏教の教えや神聖な土地を指す四字熟語。金隣玉嶺”之郷”と併用されることが多く、極楽浄土を指す
空濛くうもう霧雨で空が薄暗い様
公卿くぎょう日本の律令の規定に基づく太政官の最高幹部
口くち暦の初日。つまり元日
口過ぎくちすぎ生計を立てること
究境くっきょう力が非常に強いこと。屈強は、強情を意味する別の単語
九年母くねんぼみかんのような柑橘類
郡守ぐんしゅ領主のうち、幕府直轄地(天領)の領主を指す
経世けいせい世を治めること
鶏頭けいとうヒユ科の一年生植物
下知状げちじょう幕府などの公的機関からの命令文書
潔斎けっさい身を清めること
顕晦けんかい現れることと隠れること
元気げんき万物を生み出す根源
玄源げんげん宗派の根源
軒墻けんしょう軒と垣根
業因ごういん前世の報い
皇運こううん天皇の運。 皇室の運命。 また、天皇となる運。
剛毅木訥ごうきぼくとつしっかりしていて心が強く、素直な様子
恍惚こうこつ深い集中や喜びに満ちた状態
後昆こうこん後の世の人。子孫
更始こうし古いものを改めて新しく始めること
興詞こうし歌の冒頭で後の情景を引き立てるのに使う形式的な表現手法
公明正大こうめいせいだい公明で少しも私心がないこと。
強力ごうりき道案内人
幸若舞こうわかまい曲舞の一種
沽却こきゃく売却すること
五家の禅ごけのぜん中国の唐代から宋代にかけて発展した、中国禅宗(南宗禅)の代表的な5つの流派のこと。「臨済宗」、「曹洞宗」、「潙仰宗(いぎょうしゅう)」、「雲門宗」、「法眼宗」
鐺こじり「小尻」とも。刀の部位で、鞘尻を補強するために付けられる金具
牛頭ごす牛頭宗のこと。唐禅のひとつ。比叡山延暦寺の開祖、最澄がもたらした
庫倉こそう蔵のこと
乞食巡礼こつじきじゅんれい乞食しながら諸国の寺社を参拝すること
小鰯ごまめ片口鰯を水洗いして干したもの
筵菰こもむしろまこもの葉を編んで作ったむしろ
箇裏こり心の内
古例これい記録に残っている先例
楞厳三昧ごんざんまい首楞厳三昧(しゅごんざんまい)の略称。煩悩に打ち勝ち邁進する様
纔挙さいきょ僅かに挙げること
最上乗さいじょうじょう最上乗禅のこと。禅宗における最高の教え
才徳さいとく才知と徳行
境さかい陸奥国のこと。陸奥国が蝦夷との境であることが由来
さごさご砂のこと。真砂(まさご)は、砂の美称
渣滓さし 沈殿物。転じて、物事の価値のない残りかすや、煩悩の汚れ
雑多界ざったかい統一される前の多様で混沌とした経験の世界。直感的に感じる多様な現象や出来事の集合体を指す
佐保姫さほひめ春を司る神。ちなみに、秋を司るのは竜田姫
触り三百さわりさんびゃく少し関わっただけで大きな損害を受ける、の意
三会さんえ弥勒菩薩が、釈迦が救いきれなかった衆生を済度するために三回にわたって行なう説法
三篋さんきょう蔵の誤りか。『経蔵』『律蔵』『論蔵』。仏の教えを記した聖典
三五の十八さんごのじゅうはち計画や予想が外れること
参賛さんさん賛助すること
賛助さんじょその事業の趣旨に賛成して力ぞえをすること
三尊さんぞん阿弥陀三尊のこと。阿弥陀如来(中尊)・観(世)音菩薩・勢至菩薩
三輪八蔵さんりんはちぞう「三輪」は三転法輪。「八蔵」は詳細不明
四韋法しいほう四韋陀(しいだ)のこと。韋陀はカタカナで「ヴェーダ」と読む。バラモン教の古の聖典『リグ・ヴェーダ』・『サーマ・ウェーダ』・『ヤジュル・ヴェーダ』・『アタルヴァ・ヴェーダ』のこと
四樹五乗しじゅごじょう「四樹」は、釈迦が悟りを開いた時にあった四対の沙羅双樹。「五乗」は、人界から菩薩界に至るまでの五種の教え(人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界)のこと
緇素しそ僧侶と俗人
質種しちだね質に入れる品物
実相じっそう物事の本当の姿。真実
執達しったつ上から下への伝達
七宝しっぽう仏教に由来する幾何学模様
至当しとうきわめて当然な、もっともなこと。
錫杖しゃくじょう僧侶や修験者が携帯する杖状の法具
寂寞じゃくまく「せきばく」とも。心満たされず寂しい様子
捨身無常の観念しゃしんむじょうのかんねん身を捨てる覚悟と、この世の無常を悟ること
社頭しゃとう社殿のこと
衆庶しゅじょう一般の人々
殊勝を覚えるしゅしょうをおぼえる感心する
出世しゅっせ世俗を超えるの意
衆寮しゅりょう喫茶や談話、面会などを行う場所
証歌しょうか和歌や連歌において、新しい歌を詠む時、その背景や正統性を示すために引用する歌
悄然しょうぜん落胆して憂いに沈む様
正法眼蔵しょうぼうげんぞう「正法」は釈迦が悟った正しい仏法・真理。「眼蔵」は真理を見つめる「眼」と、それを記した「蔵(宝物庫)」。つまり、仏法の真髄や根本真理を余すことなく説いた書物
逍遥しょうよう気ままに歩く。散策
諸侯しょこう中世末期から近世にかけての諸大名を指す
師走坊主しわすぼうず年の暮れは誰もが忙しいために相手にされず困窮してしまう坊主のこと
真空しんくう完全に空っぽで、何もない状態
斟酌しんしゃく汲み取る、手加減する
薪水の労しんすいのろう薪(炊事)や水(洗濯)などの家事労働
身代しんだい財産
塵土の境じんどのさかい辺境の地
垂統すいとう優れた伝統や事業を後世の子孫や後継者へ伝え残すこと
菅菰すがごも菅を細かく編んで作ったむしろ
杉原紙すぎはらがみ播磨国杉原村の特産品の和紙
煤払いすすはらい年末の大掃除
すめろきすめろき天皇のこと
済時せいじ 時世を救うこと
聖日せいじつ聖なる天子の治世
生死の岸頭せいしのがんとう禅仏教や浄土真宗における考え方。生と死の境や、迷い(此岸)と悟り(彼岸)の分かれ道の先端を指す。つまり、極限の状態
制符せいふ日常生活や儀式などの規範を定めた法令
西方大師せいほうだいし西方(インドや中国)から来た大師
隻鳧せきふつがいでいたのに片方とはぐれて一羽になった鴨
碧砌せきへいあおい玉石で装飾された美しい階段。丹墀と同じく宮廷を指す
折衷せっちゅう両方の極端を捨て、ほどよいところをとること。
節度使せつどし軍事・行政を管轄する役職
禅関ぜんかん禅の悟りへの入り口(関所)
千聖の世せんせいのよ多くの聖人が現れるような素晴らしい世
造化の天工ぞうかのてんこう天地自然が作り出した人智を超えた素晴らしい景観
雑長持ぞうながもち雑具を入れる収納箱
桑門そうもん出家して修行する僧侶
第三だいいさん連歌の第三句のこと
第一義だいいちぎ最も優れた意義
太虚たいきょ形や限界のない無限の世界
太虚たいこ万物の根源
大悟だいご 迷いから脱却し、悟りの境地に入ること
大黒舞だいこくまい門付け芸能のひとつ。正月に大黒天に扮して(大黒天の面をつけて赤い頭巾を被り、打出の小槌を持つ)門口に立ち、金品を受け取るといった形式の大道芸
大慈大悲だいじだいひ観世音菩薩がもたらす、全ての生物に幸せを与え、苦しみを取り除く、広大で深い慈悲
太神宮だいじんぐう伊勢神宮の内宮と外宮の総称
大千沙界だいせんしゃかい三千大千世界の最上位の世界
代々だいだい橙のこと。「代々栄える」の縁起物
大典たいてん重大な法律、儀式。
佗傺たくさい困窮すること
濁世塵土だくせじんど煩悩や争いで、塵や土埃のように濁った世界。つまりこの世
出し前だしまえ分担する時の個人の負担金
椽たるき垂木のこと
断行だんこうどんなことがあっても行うこと。断じて行うこと。
淡粧たんしょう薄化粧
丹墀たんち宮殿の前の朱色の階(きざはし)
旦那寺だんなじ菩提寺のこと
旦那回だんなまわり布施する側を旦那という。故に、お布施巡りのこと
堪能たんのう精通する、極める
知行ちぎょう領主や武士が土地を支配し、そこから年貢を得る権利や、その与えられた領地
雉兎蒭蕘ちとすうじょう猟師や木こり
千歳ちとせ遥か昔
禿びるちびるすり減る
徴するちょうする呼び出す
散銭ちりせん「さんせん」とも。これが「賽銭」の語源となったともいわれる。お賽銭のこと。ただし、お賽銭を含めた雑費の意味合いが強い
土産つとお土産の古典表現
つばめつばめ収支の帳尻を合わせること
釣御前つりおまえ掛け軸にした絵像の持仏
難面しつれなし容赦ない
泥渟でいていぬかるみ
梃子枕てこまくらテコの原理のてこ。梃子枕は、支点部分に使われる木
天啓てんけい 神や天などの超自然的な存在から与えられるお告げや導き
天竺てんじくインド
天台止観てんだいしかん天台宗の開祖である智顗(ちぎ)が体系化した実践修行法
伝灯でんとう教えを受け継ぐこと
統一界とういつかい経験や知識が統一された秩序ある世界。統一されて初めて、対象を認識することができる
当座買いとうざがい現金払いのこと
東川とうせん洛陽のこと
徳義とくぎ道徳上の義務・義理
年籠りとしごもり年末の参詣
歳徳神としとくじん新年の幸をもたらす神で、正月に祀られる
斗筲としょう器量の小さい人や度量の狭い人
独鈷どっこ密教で使われる、両端が1本の鋭い刃先のように尖った棒状の法具
十符の菅とふのすげ古来より都に献上された敷物。仙台の特産品
苫葺きとまぶき粗末な小屋
鳥木とりにきフクロウを指す。漢字で「梟」と書くのもこれが由来
取葺屋根とりぶきやね粗末な葺き方をした屋根
余波なごり物事が過ぎ去ったあとに、その気配や影響が残っていることや、別れを惜しむ心残りのこと
余波日なごりび名残惜しさを引きずりながら重ねた日々のこと
奈良苧ならそ奈良地方から産出する麻。奈良晒(ならざらし)の極上な原料
南海なんかい東南アジア地方
仁王におう正式名称は金剛力士
入相の鐘にっそうのかね夕方の鐘
二番にばん最もほどではない=そこそこ、の意味がある
淬ぐにらぐ焼いた剣を水に入れて絞めること
抜け参りぬけまいり主人の許可なしに家を抜け出し、往来手形なしで伊勢参りに行くこと。江戸時代に流行、黙認されていた
盗人に追い銭ぬすっとにおいぜに盗人に物を盗まれたうえに、さらに損害を重ねること
塗下駄ぬりげた主に女性が履く伝統的な下駄。漆塗りで、蒔絵などの装飾が施されている
熱誠ねっせい熱のこもった誠意
𣵀槃扶律ねはんふりつ禅宗は単なる座禅だけでなく、戒律や仏教の根本的な教えも重視すること
涅槃妙心ねはんみょうしん涅槃(=悟り)に達した者が感じる不可思議の心
拈華微笑ねんげみしょう言葉を使わずに心から心へと真理が伝わることで、「以心伝心」の故事バージョン
濃抹のうまつ厚化粧
野越しのごし野を横切ること。または、堤防の一部を意図的に低くした治水施設
陪臣ばいしん身分の低い臣下
挟箱はさみばこ武士が公用で外出する際(参勤交代など)に、従者にかつがせる物品箱
橋姫はしひめ橋の守り神
蓮葉物はすはもの時期を過ぎれば不用となるもの
櫨はぜ 
八荒はっこう広く溢れる様
霽てるはてる雨が止んで晴天になること
鳩の目錢はとのめせん伊勢神宮内で有効だった賽銭代わりの私鋳銭
箒木ははきぎ伝説の木
水銀粉はらや伊勢特産のおしろい
張貫はりぬき型の周りに紙を何重にも貼り、最後に型を抜いて、型の形状を紙で表現した細工品。獅子舞の面などが代表例
万機ばんき政治上の多くの大切な事柄。天下の政治。
判詞はんし歌の評価文
般若実相はんにゃじっそう般若にある智慧の会得によって顕れた知見(実相)のこと
般若智慧はんにゃちえ物事の真理を見抜く仏の智慧
煩費はんぴ煩わしい出費
蟾ひきヒキガエル
膝を入れるひざをいれる泊ること
美事びじ賞賛すべきこと
鄙びたひなびた古風で落ち着きのある様子
檜原ひのはら 
隙行く駒ひまゆくこま年月の早く過ぎ去ることのたとえ
百二十末社ひゃくにじゅうまっしゃ伊勢神宮の内宮80社、外宮40の末社の総称
麋鹿びろく大鹿と小鹿。転じて、辺鄙な田舎
吹き返しふきかえし兜の、左右にある、耳を覆うように外側に反っている部分
俘囚ふしゅう奈良・平安時代に朝廷の支配に従属した蝦夷を指す言葉
扶桑ふそう日本の異称
仏性ぶっしょう すべての衆生(生きとし生けるもの)の心や本質に備わっている、「仏になるための性質や可能性」
船玉ふなだま「船霊」とも。航海安全や大漁を守る船の神
振手形ふりてがた支払い明細書
負累ふるい借金
碧潭へきたん深く青々とした淵
紅粉べに紅花(べにばな)のこと
辺土へんど田舎
宝冠ほううかん白い布で作った頭巾
放下師ほうかし江戸時代に見られた曲芸師、手品師
判官代ほうがんだい平安時代以降に設置された、上皇の政務機関や地方の国衙・荘園で実務や管理にあたった下級役職
邦畿千里ほうきせんり都とその周辺の、王が直接治める土地。日本の場合畿内を指す
法眼ほうげん仏法を見抜く正しい教え
方今ほうこんたった今
法式ほうしき掟
方丈ほうじょう住職が住む、四方が囲まれた狭い部屋
封人ほうじん国境や街道の境界を守る役人
方寸ほうすん心の面積
法宝ほうほう仏の説いた真実の教え
蓬莱ほうらい正月の神棚への供え物。竹や松で作った台に「米・昆布・するめ・海老など」を飾り付ける。
木履ぼくり下駄のこと
凡下ぼんげ一般庶民
本主ほんしゅ本来の所有者
本所ほんじょ荘園領主のこと。本家と領家のうち、実際にその荘園の支配や管理(荘務権)を行っている人・組織のこと
舞々まいまい幸若舞のこと
松笠まつかさ松ぼっくり
目庇まびさし兜の、帽子のツバのように突き出た部分
眉掃まゆはき化粧の時に使用する、粉を払う刷毛
命神みことイザナミとイザナギの総称
陸奥みちのく現在の東北地方を指す
宮雀みやすずめ神社の案内をする下級の神官
無為むい何も行わない、自然のままの状態
迎わりむかわり一周年。主に、一周忌で使用される。「むかはり」といった古風な書き方でも現代に残る
無窮むきゅうきわまり無いこと。無限。永遠。
婿むこ娘の夫
無上菩提むじょうぼだい仏教における仏の悟り(この上ない悟り)
娘御むすめご他人の娘
無知文盲むちもんもう学問・知識がなく、文字の読めないこと
無念無想むねんむそう一切の雑念や余計な思考を離れ、無我の境地(無心)になること
無戸室むろ周囲を塗り固めた戸がない部屋
銘々めいめいおのおの
木綿しめもめんしめ白い布で作った肩からかける袈裟の一種
薬師やくし医者のこと
野夫やふ田舎者
幽居ゆうきょ世俗を離れてひっそりと暮らすこと
遊惰放蕩ゆうだほうとうあそび怠け、酒色などにふけって品行がおさまらないこと
夕月夜ゆうづくよ夕方に見える月
尤物ゆうぶつ美人
有名無実ゆうめいむじつ名ばかりあって、それに実質が伴わないこと。
行衛ゆくえ行方の当て字
窅然ようぜん神秘的で奥ゆかしい様
要用ようようどうしても必要なこと
喚子鳥よぶこどりカッコウのこと
終宵よもすがら一晩中
濫妨らんぼう暴力を用いて無法に掠めとること
利銭出挙りせんすいこ利息を取って金銭を貸し付けること
立極りっきょく教え、政治の最高基準を定めること。古くは帝王が即位して統治の基準を立てる
竜頭りゅうず「たつがしら」とも。兜の、角のような装飾の名称
領家りょうけ荘園領主のこと。開発領主から土地の寄進を受け、名義上の所有権と収益を得た中級の領主のこと。主に、貴族や寺社が該当する
霊鷲山りょうじゅせん釈迦が説法を行った聖地
領掌りょうしょう領有し、支配すること
臨済義玄りんざいぎげん中国唐代の臨済宗の祖
礼扇れいおうぎ正月などの祝儀に際して、寺から檀家へ配られる安物の扇子
霊妙不可思議れいみょうふかしぎ人間の知恵では計り知れないほど奥深く、神秘的で不思議なさま
瀲灔れんえん水面が波立って光り煌めく様
蘆角一声ろかくいっせい葦笛の田舎じみた侘しい音
脇わき連歌の第二句のこと
和州わしゅう大和国
藁苞わらづと稲わらを束ねて作った包みや容器
割木わりき 薪のこと
破籠わりご弁当のこと

 

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